2006年9月13日 (水)

ウーウミ初心者の歌

丸まった芭蕉の繊維を細く裂き端と端とを結ぶ苧績み(うーうみ)

均一に細く裂くのも難しく太さが途中で変わってしまう

容易にはほどけないはずの機(はた)結びなのにほどけてしまうのは何故

ほどけないようにしっかり結んだら剃刀を当てギリギリで切る

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2006年7月26日 (水)

芭蕉布の帯(短歌)

  芭蕉布の帯を浴衣の上に締め窓からそよぐ風を味わう

  ヤンバルにふさわしい帯 芭蕉布は素朴な色と模様を見せる

  週末はこの帯しめて行きましょう 卒業以来の同窓会に

  飛行機に乗って電車を乗り継いで芭蕉布とゆく週末旅行

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2006年6月28日 (水)

ネット短歌

     もしかして〈ネット短歌〉と言うべきかネットの故に出来るわが歌
                            (2006/6/28 奥村晃作) 


確かにねネットにしかない歌があるネットで生まれ消えてゆく歌

ブラウザのフォントで作られ最後まで紙とは無縁のままの歌たち

東京で詠まれた歌を沖縄ですぐに味わう〈ネット短歌〉故

ちょっとした休憩時間はブラウザで気軽にアクセス〈ネット短歌〉に

新しい歌集が出るまで待ちきれず〈ネット短歌〉の中毒となる

練達の歌人がうたう新鮮な歌を即時にネットで読むの

時機を得た鮮度の高い時事詠を味わえるのもネットならでは

まず先に〈ネット短歌〉を読んでから共同通信発をみたり、ね

朝刊が間に合わなかったサッカーの試合結果は〈ネット短歌〉で

濫作を歓迎しようネットではみるものすべて玉石混交

毎日のように新たな歌が載る〈ネット短歌〉を我は好めり


ネットから離れ歌集を手にとって ささやき声で読むのも贅沢

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2006年4月28日 (金)

病院前のバス停にて

 「洗濯物、干してくれた?」 とくり返し携帯電話に尋ねる妊婦

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2006年3月12日 (日)

出先で見かけた光景

両親の手をしっかりと握りつつ足を浮かせて笑う幼子

親に手を持ってもらって地面から足を離して遊ぶ幼子

両親と子供が共に笑うから通行人も釣られて微笑

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2006年3月 5日 (日)

手首を利かせるのがコツである

咳をする子供の背中をボンゴでも打つがごとくに叩く真夜中

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2006年1月26日 (木)

子供に起こされない夜もある

    

寝室に布団を敷いて横になり朝まで一人で寝る冬の夜

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