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2015年5月29日 (金)

三井修の短歌を読む

現代短歌文庫の「続 三井修歌集」を読んでいる。

その中の一首。

  パソコンの電源落とし電灯も消せばたちまち月光の部屋      (p.88)

窓のある、外からの明かりがさす部屋で働いている人の歌かな、と思った。(注)
すっかり外が暗くなるまでPCに向かって、というのは仕事か、残業なのかな。
まずPCの電源を消し、部屋の電気も消した。
窓から月光が満ちるような部屋だったことに気づく。
そして最後の一人として部屋から出る。
夏の方が月の高度が低いため、部屋に月光が入ってきやすい。
だから、夏の歌なのかもしれない。クーラーも消したのかな、とか。
いや、でも東や西に月があれば(そして窓がその向きにあれば)月光はさしこむ。
快適な孤独、というものがあるよな、と思い出させてくれた歌。
注:窓がない部屋で働いていると気が滅入る。
労働環境としては窓がある部屋が良い。

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