2011年12月15日 (木)

看護師国家試験勉強用資料(病理分野)

看護学校の試験対策講義で配布した資料(正答集)を、アップしておきます。
公開されている過去の国家試験問題(たとえば最新の第100回はこちら)から私が独断と偏見で抜き書き修正し、作成した箇条書き100行、という感じです。

【この資料の使い方】
すべて、問題ではなく「正解文」です。
まるっとこの通りに記憶したらいい、という文章。
(2006年 95回)とあるのは、2006年の第95回看護師国家試験で出た内容、ということです。

なお、今回の資料は2000年以降の国試のみを材料としています。
(以前のは削除しました、あしからず。)

看護師国家試験を受験される方々が、勉強する材料として用いていただけたら幸いです。
また、誤字脱字間違いなど、見つけられましたらコメントください。
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病理学/看護師国家試験勉強用正答集(過去の看護師国家試験問題文より作成)
【腫瘍】
1. 腺腫は上皮性腫瘍である(2006年 95回)
2. 癌腫は上皮性腫瘍である(2006年 95回)
3. 平滑筋腫は非上皮性腫瘍である(2006年 95回)
4. 悪性腫瘍は核/細胞質比が大きい(2004年 93回)
5. 悪性腫瘍は核分裂像が多い(2004年 93回)
6. 悪性腫瘍は異型性が大である(2004年 93回)
7. 大腸の腺腫は癌化することがある(2006年 95回)
8. 肝細胞癌は肝硬変を合併しやすい(2007年 96回)
9. 肝細胞癌に特異性の高い腫瘍マーカーはAFPである(2007年 96回)
10. 肺小細胞癌は抗癌薬の感受性が高い(2010年 99回)
11. 我が国の肝細胞癌ではC型肝炎ウイルスに起因するものが最も多い(2007年 96回)
12. 悪性化した免疫細胞由来の免疫グロブリンは生体防御に働かない(2005年 94回)
13. 免疫抑制薬の副作用の1つに悪性腫瘍の発生がある(2005年 94回)
14. 後天性免疫不全症候群の患者では悪性腫瘍の合併が多い(2005年 94回)
15. 悪性腫瘍の治療法の1つに免疫療法がある(2005年 94回)
16. 緑黄色野菜の摂取でがんのリスクが低下する(2001年 90回)
17. 喫煙は胃癌の危険因子である(2001年 90回)
18. 肥満は肝細胞癌の危険因子ではない(2001年 90回)
19. A型肝炎ウイルスは発がん因子でない(2010年 99回)
20. 動物性脂肪の過剰摂取は大腸癌の危険因子である(2001年 90回)
21. 声帯ポリープは喉頭癌の危険因子ではない(2006年 95回)
22. 窒素酸化物は喉頭癌の危険因子ではない(2006年 95回)
23. 喫煙は喉頭癌の危険因子である(2006年 95回)
24. 炭酸飲料は喉頭癌の危険因子ではない(2006年 95回)
25. 下垂体腫瘍では両耳側半盲を生じる(2009年 98回)
26. 癌ウイルス感染は加齢とは無関係である(2003年 92回)
27. 加齢によって癌抑制遺伝子の機能が低下し発癌しやすくなる(2003年 92回)
28. 加齢によってホルモン依存性癌が増加する(2003年 92回)

【炎症】
29. 貪食を行う細胞は単球と好中球である。(2010年 99回)
30. 炎症の局所症状としての熱感は末梢小動脈の拡張によって起こる(2000年 89回)
31. 炎症の局所症状としての腫脹は局所の浮腫によって起こる(2000年 89回)
32. 炎症の局所症状としての硬結は肉芽組織の増殖によって起こる(2000年 89回)
33. 化膿は組織が感染を受けて、好中球が浸潤し、膿を形成した状態である(2000年 89回)
34. 鮮紅色の肉芽の形成は、ドレッシング材で密閉してよい創の状態である。(2010年 99回)
35. 再生不良性貧血では易感染性がみられる。(2010年 99回)
36. 甲状腺機能低下症では免疫力は低下しない(2004年 93回)
37. 原発性アルドステロン症では免疫力は低下しない(2004年 93回)
38. 高脂血症では免疫力は低下しない(2004年 93回)
39. 急性炎症に特徴的な血液の変化は好中球の核左方移動である(2003年 92回)
40. 急性炎症に特徴的な血液の変化はC反応性蛋白値の上昇である(2003年 92回)
41. 急性炎症のみではクレアチニン値は上昇しない。(2003年 92回)
42. 急性炎症のみではAST(GOT)は上昇しない。(2003年 92回)
43. 輸血後移植片対宿主病(GVHD)は赤血球濃厚液で起こることがある(2002年 91回)
44. 輸血後移植片対宿主病(GVHD)は新鮮凍結血漿では起こらない(2002年 91回)
45. 輸血後移植片対宿主病(GVHD)は血縁者からの血液で起こりやすい(2002年 91回)
46. 輸血後移植片対宿主病(GVHD)は血液に放射線を照射して予防する(2002年 91回)
47. 急性ウイルス性肝炎では眼底に変化を生じない(2003年 92回)
48. 癌ウイルス感染は加齢とは無関係である(2003年 92回)
49. 感冒の原因で最も多いのはウイルスである。(2010年 99回)
50. 慢性甲状腺炎(橋本病)は壮年期女性に多い(2007年 96回)
51. 慢性甲状腺炎(橋本病)では甲状腺はびまん性に腫大する(2007年 96回)
52. 慢性甲状腺炎(橋本病)は自己免疫疾患である(2007年 96回)
53. 慢性甲状腺炎(橋本病)では甲状腺機能が慢性的に低下する(2007年 96回)
54. じんま疹のアレルギーのタイプはI型である (2010年 99回)
55. 関節リウマチは膠原病の中で最も頻度の高い疾患である。(2010年 99回)

【循環障害】
56. 潜水病(減圧症)は塞栓症である(2007年 96回)
57. 静脈炎ではうっ血をきたす(2007年 96回)
58. 紫斑病では出血をきたす(2007年 96回)
59. 熱中症では頻脈が出現しやすい(2007年 96回)
60. 熱中症では頻尿、浮腫、血圧上昇は出現しない(2007年 96回)
61. 貧血とタール便とで入院した患者のショックの徴候は不穏の出現と脈拍数の増加である(2003年 92回)
62. 皮膚が温かいショック患者で考えられるのはエンドトキシン・ショックである。(2010年 99回)
63. 動脈硬化症で眼底に変化を生じる(2003年 92回)
64. 火傷による浮腫は血管壁透過性の亢進によって起こる(2000年 89回)
65. 乳癌術後の患側肢の浮腫はリンパ管の閉塞によって起こる(2000年 89回)
66. 心不全による浮腫は毛細血管内圧の上昇によって起こる(2000年 89回)
67. ネフローゼ症候群による浮腫は血漿膠質浸透圧の低下によって起こる(2000年 89回)
68. うっ血を示す疾患の例として下肢静脈瘤がある(2002年 91回)
69. 多臓器不全は3つ以上の重要臓器の連鎖的機能不全である(2000年 89回)
70. 外傷を受傷後、多臓器不全が直ちに発生するとは限らない(2000年 89回)
71. 1か月前に頭部を打撲した60歳の男性が頭痛と嘔吐とを訴えている場合、最も考えられる疾患は慢性硬膜下血腫である(2000年 89回)

【代謝障害】
72. 壊死は不可逆的な細胞障害である(2000年 89回)
73. アポトーシスはプログラムされた細胞死である(2000年 89回)
74. 化生は異所性の組織変化である(2000年 89回)
75. 過形成は細胞容積と細胞数の増加である(2000年 89回)
76. 膵頭部癌では黄疸が認められやすい(2000年 89回)
77. 肝硬変では黄疸が認められやすい(2000年 89回)
78. 新生児黄疸ではビリルビンの過剰生成のため間接ビリルビンが増加する(2001年 90回)
79. 溶血性黄疸ではビリルビンの過剰生成のため間接ビリルビンが増加する(2001年 90回、2010年 99回))
80. 原発性胆汁性肝硬変では肝内胆管の障害のため直接ビリルビンが増加する(2001年 90回)
81. 胆管癌では肝外胆管の閉塞のため直接ビリルビンが増加する(2001年 90回)
82. 糖尿病患者は免疫力が低下し感染症に罹患しやすくなる(2004年 93回)
83. 糖尿病では勃起障害を起こすことがある(2006年 95回)
84. 糖尿病患者には下肢の知覚鈍麻が合併しやすい(2007年 96回)
85. 高尿酸血症では眼底に変化を生じない(2003年 92回)
86. ネフローゼ症候群は高コレステロール血症の原因となりうる(2003年 92回)
87. 喫煙習慣は骨粗鬆症のリスク因子である(2009年 98回)

【先天異常、老化、その他】
88. フェニルケトン尿症は遺伝病である (2010年 99回)
89. フェニルケトン尿症は単一遺伝子異常である(2001年 90回)
90. 血友病は遺伝病である(2010年 99回)
91. 血友病Aは性染色体異常である(2001年 90回)
92. ダウン症候群は常染色体異常である(2001年 90回)
93. ダウン症候群の症状の一つに筋緊張低下がある(2010年 99回)
94. ターナー症候群は性染色体異常である(2001年 90回)
95. 老視では眼底に変化を生じない(2003年 92回)
96. 癌ウイルス感染は加齢とは無関係である(2003年 92回)
97. 加齢によって癌抑制遺伝子の機能が低下し発癌しやすくなる(2003年 92回)
98. 加齢によってホルモン依存性癌が増加する(2003年 92回)
99. 自発呼吸の消失は死の三徴候に含まれる(2010年 99回)
100. 疾病発生の外的要因のうち、物理的要因として紫外線がある(2011年 100回)

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