2013年10月25日 (金)

都道府県別 平成25年医師臨床研修マッチング結果

ものすごく久しぶりの更新ですけれど。

平成25年の医師臨床研修マッチング結果が公表されています。

毎年、このマッチング結果を気にして(もう今の仕事には関係ないんですけど、やっぱ気になるの~)都道府県別マッチ率の順位表とかグラフってのを勝手に作ってるんですが、今年の結果については、こちらで公表することにしました。


H25

pdfファイルはこちら↓になります。
「h25.pdf」をダウンロード

マッチ率、というのは(マッチ者数)/(募集定員数)で計算してます。
縦軸はパーセンテージです。
グラフには出してませんが、全国平均は76.1%でした。

グラフを見ておわかりの通り、今年の都道府県トップ5は大阪府、熊本県(躍進!)、奈良県、東京都、京都府。
ワースト5は新潟県、鳥取県、秋田県、大分県、鹿児島県、ということでした。

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2008年5月12日 (月)

臨床研修における休止・中断・未修了

現在の制度では、医師国家試験を合格したら国が定めた2年間の臨床研修を受けることになっています。
で、もし、臨床研修中に女性医師が妊娠、出産したらどうなるんだろう?と調べてみました。こういうことに詳しい方がいらっしゃいましたら、教えていただきたいところです。

すると厚生労働省が平成17年に出した提言がみつかりました。

平成17年6月
医道審議会医師分科会医師臨床研修部会
「医師の臨床研修における修了等の基準に関する提言」について

部分的に引用します。
-----------引用ここから------------
5-1 研修実施期間の評価
 研修医は、2年間の研修期間について、以下に定める休止期間の上限を減じた日数以上の研修を実施しなければ修了と認められるべきではない。
(1)休止の理由
 研修休止の理由として認めるものは、傷病、妊娠、出産、育児、その他正当な理由(研修プログラムで定められた年次休暇を含む)とするべきである。
(2)必要履修期間等についての基準
 研修期間(2年間)を通じた休止期間の上限は90日(研修機関(施設)において定める休日は含めない)とするべきである。
 各研修分野に求められている必要履修期間を満たしていない場合は、選択科目の期間を利用する等により、あらかじめ定められた臨床研修期間内に各研修分野の必要履修期間を満たすよう努めるべきである。
(3)休止期間の上限を超える場合の取扱い
 研修期間終了時に当該研修医の研修の休止期間が90日を超える場合には未修了とするべきである。この場合、原則として引き続き同一の研修プログラムで研修を行い、90日を超えた日数分以上の日数の研修を行うことが必要である。
 また、基本研修科目又は必修科目で必要履修期間を満たしていない場合にも、未修了として取扱い、原則として引き続き同一の研修プログラムで当該研修医の研修を行い、不足する期間以上の期間の研修を行うことが必要である。
(4)その他
 プログラム責任者は、研修休止の理由の正当性を判定し、履修期間の把握を行うべきである。研修医が修了基準を満たさなくなる恐れがある場合には、事前に研修管理委員会に報告・相談するなどして、対策を講じ、当該研修医があらかじめ定められた臨床研修期間内に研修を修了できるように努めるべきである。
-----------引用ここまで------------
・・・おおざっぱには、産前・産後90日以内に復帰すればOKということのようです。
更に引用します。
-----------引用ここから------------
6 臨床研修の中断・未修了について
6-1 基本的な考え方
 臨床研修の中断とは、現に臨床研修を受けている研修医について研修プログラムに定められた研修期間の途中で臨床研修を中止することをいうものであり、原則として病院を変更して研修を再開することを前提としたものである。
 臨床研修の未修了とは、研修医の研修期間の終了に際する評価において、研修医が臨床研修の修了基準を満たしていない等の理由により、管理者が当該研修医の臨床研修を修了したと認めないことをいうものであり、原則として、引き続き同一の研修プログラムで研修を行うことを前提としたものである。
 研修プログラムを提供している管理者及び研修管理委員会には、あらかじめ定められた研修期間内に研修医に臨床研修を修了させる責任があり、安易に未修了や中断の扱いを行うべきではない。
  (途中略)
6-2 中断
(1)基準
  (途中略)
 管理者が臨床研修の中断を認めるには、以下のようなやむを得ない場合に限るべきであり、例えば、臨床研修病院または研修医による不満のように、改善の余地があるものは認めるべきではない。
(1)(2)(略)
(3)妊娠、出産、育児、傷病等の理由により研修を長期にわたり休止し、そのため修了に必要な研修実施期間を満たすことができない場合であって、研修を再開するときに、当該研修医の履修する研修プログラムの変更、廃止等により同様の研修プログラムに復帰することが不可能であると見込まれる場合。
(4)(略)

(2)中断した場合
 管理者は、当該研修医の求めに応じて、速やかに、当該研修医に対して臨床研修中断証を交付しなければならない。この時、管理者は、研修医の求めに応じて、他の臨床研修病院を紹介する等臨床研修の再開のための支援を行う必要がある。また、管理者は中断した旨を所管の地方厚生局に報告する必要がある。

(3)臨床研修の再開
 臨床研修を中断した者は、自己の希望する臨床研修病院に、臨床研修中断証を添えて、臨床研修の再開を申し込むことができるが、研修再開の申し込みを受けた臨床研修病院の管理者は、研修の修了基準を満たすための研修スケジュール等を地方厚生局に提出する必要がある。

6-3 未修了
 未修了とした場合、当該研修医は原則として引き続き同一の研修プログラムで研修を継続することとなるが、その場合には、研修プログラムの定員を超えてしまう事もあり得ることから、指導医1人当たりの研修医数や研修医1人当たりの症例数等について、研修プログラムに支障を来さないよう、十分な配慮が必要である。
 また、この時、管理者は、当該研修医が臨床研修の修了基準を満たすための研修スケジュールを地方厚生局に提出する必要がある。
----------引用ここまで-------------

ということで、臨床研修医の産休・育休を念頭において乱暴に要約しますと

1.休む期間が90日以内で職場復帰を果たせば「休止」で済む
2.90日を越す場合は「中断」で、復帰後に残りを実施する必要がある
3.原則として同一病院、同一プログラムでの再開継続が望ましいが、無理なら他の病院等で再開継続することができる

ということのようです。
とりあえず、自分の備忘録も兼ねて、ここに置いておきます。

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