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2012年4月 1日 (日)

今後の私個人の病理解剖についてのスタンス

4月1日の記事ですが、エイプリルフールではなく、至って真剣、マジメな内容です。

病院の常勤病理医でなくなったのを機会に、今後の私個人の、病理解剖についてのスタンスをこちらで明確にしておきたいと思います。


 今後、私は、後進(死体解剖資格取得予定者、病理専門医資格取得予定者)の指導を同時にできない状態では、病理解剖を、実施しません。


上記の宣言に至った背景を、解説しておきます。

これまで私は「一人病理医」として多くの病理解剖を「一人で」実施してきました。

しかし、日本国内の病理解剖数は減少の一途をたどっています。
このままでは、病理解剖執刀の手技、病理解剖技術そのものが継承されなくなる、という危機感を私は抱いています。

解剖数が多かった昔とは異なり、一つ一つの病理解剖が病理解剖技術継承の貴重な機会となっているのです。

そのため、これまでの反省も込めて上記のスタンスを今後はとることを決意しました。


* TPOにより例外を設けない訳ではありません。これを原則としたい、というつもりでの明言です。

* 現在の医療における病理解剖の意義については、こちらのサイトと私はほぼ同意見です。

* 私は病理専門医であり、死体解剖資格を有しておりますが、資格を取得して以来、法医解剖を実施した経験はなく、今後もお断りいたします。専門外である、というのが一番の理由です。

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