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2007年12月 3日 (月)

強度のある言葉を用いるために

病院としての大仕事が一段落した所で、久しぶりの更新です。

レジデント初期研修用資料:言葉の強度について」を読みました。

冒頭の例は、病理学者であって、病理医じゃない所がポイントですね!(笑)
病理学者は病理学的知見を得るのが仕事、病理医は診断するのが仕事だと思ってますので。もちろん私自身は後者です。

>責任を取る覚悟、自分の言葉が「力を持ってしまうこと」に対する恐怖をもちつつ、それを克服するすることが、まず何よりも言葉に強度を付加するために欠かせないのだと思う。

ものすごくうなずけます。
診断する時には、腹をくくり、背中に冷や汗をかきながら、言葉に強度をつけていきます。

手にあるのは木刀ではなく真剣、相手も切れるが自分も切られる、と師匠は言っていました。丹念に磨きあげ、切れ味の良い剣を振るう快感はまた格別なものですが、だからといって切れ過ぎる剣に振り回されてしまっては、この仕事、できません。

なかなか理解を得られていないような気がするこの病理診断という専門分野。
適確な比喩として用いられ、とても嬉しかったです。medtools先生に感謝。

ゼロリスクがありえない、という真実のために「大丈夫」と言えない現代医療。
病理医としてはせめて、真実に少しでも近いと思われる病理学的知見を拾えるよう日々研鑽しつつ、主観としての「強度を持った言葉」を臨床医や患者さんに対して語れる医師でありたい、と思いました。

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コメント

こんにちは。
大変に遅れたコメントですみません。
”強度のある言葉” 哲学的な感じくらいする深い言葉ですね。自分もブログで引用させてもらうかもしれません。
強さのある言葉は、使いこなすのは、難しいです。

投稿: green leaves | 2008年4月20日 (日) 16時27分

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