« 2007年9月 | トップページ | 2007年12月 »

2007年11月 1日 (木)

進路に迷っている人へ

敷かれたレールの上を走るだけの人生なんて、と思っていた
自分でレールを敷き、自由に思うがまま、自分の走りたい方向に走りたいものだ、と
それとも、いっそレールを敷かずに走った方がより自由なのではないか?とも

けれど、いざ
敷かれたレールが終わりそうになった時
未来に続くレールがないことが不安になった
自分にレールを敷くことができるのだろうか?
敷いたとしても、方向が間違っていないのだろうか?

不安に耐え切れず、周囲の人の助けを求め、助力を得て、レールを敷いた
もうそれは、私が敷いたというよりは
周囲の人に敷いてもらった、という方が正確かもしれない
自分でレールを敷いたというよりは、他人に用意してもらったレールに乗った
そして私はその上を走り出した

一本に見えていたレールは、しばらく走るといくつも分岐していた
そのときどきで最善と思われる方向を私は選んで走った
なりゆきまかせにしていたら、分岐の一つに乗っていたこともある

くりかえされる出会い、別れ、そしてまた新たな出会い
最初にレールを敷いた時に周囲にいた人たちはみな遠く
単調に見えたレールは起伏と曲折に満ちたものであり
果てしないように思える努力を必要とすることもあれば
努力しただけ報われるようなできごとも、またあり

そうして、まだ私はレールの上を走っている
未来に続くレールは自分と周囲とが一緒に敷いている
でもこのレールは、もっと大きな存在、
たとえば神が敷いているものなのかもしれない

レールがない人生を夢想していた過去に戻りたいとは決して思わない
もう一度、人生をやり直すとしてもまた私はレールの上を走るだろう




        (久しぶりの更新がこんな散文詩?で失礼。ちょっと思うとこあって。)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2007年9月 | トップページ | 2007年12月 »