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2007年6月30日 (土)

新聞報道に一喜一憂

あまり知られていない事実から先に書かせていただきます。

新聞記事にもなりませんでしたが、防衛医大による派遣(詳細は「防衛医大の先生方、ありがとうございました」をお読みください)が終了した後、4,5,6月と1名の産婦人科医が内閣府&県のドクターバンク事業で派遣されて来ていました。
派遣は月に5日間だけですので実質的な診療にはほど遠く(だから新聞記事にもならなかったのでしょう)、ひっそりと来てひっそりと帰られた感じでしたけれど、短期間とはいえこんな遠くの地の病院に来て、確かに病院内にいて下さった先生方に私は感謝しています。

産婦人科医が長期派遣される、と新聞に載ったのがこの月曜日(25日)。
6月までの派遣の延長線上?のもので、7月1日から常勤の産婦人科医が1名(派遣ではありますが)病院に来るものだと私も思っていました。
しかし、産婦人科医の「一身上の都合」でこの話は消えてしまいました。
(これ以上は個人情報ですので、詮索しないで下さいね…。)

新聞報道に一喜一憂、という感じでした。
まぁ、私は一職員にすぎないんで、仕方ないんですけど。

    ☆      ☆      ☆      ☆      ☆

今回の件は、情報管理などの点では甘かったかもしれませんが、県上層部(病院事業局、ドクターバンク事業の担当者)はよくやって下さった、と私は思っています。
(私ごときがこういう評価をしたからってどうってことはないのは承知してます。
 まぁ、少なくとも一人の職員はそう思ってる、ということで。)
人事は「縁」という面が確かにあります。結果的に今回はご縁がなかったのですけれど、一歩手前までこぎつけられたのは、これまでと比較して格段の進歩です。

今回、長期の派遣医が来なかった、という結果にとらわれすぎてはならないでしょう。
それほど、今回のやり方が間違っていたとは私には思えないのです。
公的事業としての制約の中で、精一杯、やって下さったと私は思います。
現時点で結果だけを見ると残念ながら失敗に終わってしまっているのですけれど、県としての動きは2年半前、産婦人科休止以前とは違っています。
県としての動きの中に、現場の医師の視点が、ちゃんと入っているのです。

この方法はうまくいかない、と早急に判断を下すのではなく、今回はダメでも、あきらめないで続けて欲しいです。
国内はどこでも激しい産婦人科医争奪戦(?)なのですから、厳しい戦いになるのはどうしても避けられないでしょう。
それでも、あきらめないで…あきらめないで、頑張っていただきたいんです。

以上、一職員として、そして地域における産婦人科二次診療の再開を心から願い続けている一住民としての感想でした。

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コメント

<県立病院医師の過重労働改善について、知念清病院事業局長は「職員の定数増は厳しい」との認識を示した。労働時間を超えて職員を働かせる場合に労使間で締結が必要な労働基準法36条に基づく協定(さぶろく協定)を県立病院が結んでいないことについては「適切でない」と述べた。>

やんばる病理医さん、こんにちわ。ちょっと気になる記事を目にしたもので、知っていれば教えてください。沖縄県の県立病院勤務医数は定数に達しているのでしょうか?沖縄は医師不足なので定員割れしていると思っていましたが、病院事業局長の答弁を聞く限り「医師はめいっぱい雇っている、これ以上は雇えない」という風に聞こえるのですが。そうであるならば、産科医の長期雇用などできないのではないでしょうか?
また、過重労働を認めているのに定数を増やせないのは予算がないからでしょうか?おわかりになる範囲で結構ですので暇なときにレスしてください。

投稿: R・Y・U | 2007年6月30日 (土) 09時54分

R・Y・Uさま。
核心を突くご質問ありがとうございます(笑)

今日は幸い、時間があります。
ブログ本文にて答えさせていただきますね。

投稿: slummy | 2007年6月30日 (土) 12時09分

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