« 産婦人科の機能分担 | トップページ | 病理医に向いてるのはどんな人? »

2007年4月10日 (火)

研修医が来た!

4月に入ってから、卒後2年目の研修医が病理検査室に来ています。
午前中は臨床検査部門の生理検査室でエコー(超音波検査)の研修をし、
午後から私の隣にやってくるんです。
臨床研修病院になって4年、研修医が選択科目としてローテートできるような
プログラムにしてはあったんだけど、これまで病理を選択した研修医はいませ
んでした。彼女(女性研修医です)が当院では初めてのケースです。

もう、この研修医がかわいくてかわいくて~♪
一生懸命だし、マトモな質問もしてくれるので、質問に答えるのも私の勉強に
なります。部屋の中に、医師が私一人じゃないってこんなに楽しいんだ、と
あらためて実感してます。

期間は、1ヶ月間。
といっても半日だし、研修医として当直業務もあり、当直の翌日は病理研修を
免除します。(研修医当直は寝れない当直。でも内科や外科など他科の当直明け
翌日は普通にみんな勤務しています。指導医ももちろん。だけど、病理研修の間
は、寝れない当直の翌日に顕微鏡をみるなんて絶対無理、というか時間の無駄。)
この日程で無理のない研修スケジュールを設定しました。1台、技師が使っていた
顕微鏡を研修医専用に与えています。

生検、術中迅速、切り出し、標本作製、解剖診断とCPC、が当院での研修医用の
研修メニュー(?)です。

生検(手術標本も)は、毎日たくさんの標本が出ますので、それが中心になります。
お昼からその日の標本を全部一緒にディスカッション顕微鏡でみます。
その中から1例、基本的なことが勉強できそうな標本を渡して、一人で診断、所見を
書かせます。私が文章を添削した後、病理診断報告書の下書き(病理システムへの
入力)をさせます。診断書を印刷し連名でサインして終了。
飲み込みの早い研修医なので、もう少し慣れてきたら渡す症例を増やしてもいいか
な、と思ってます。

術中迅速、切り出しは側にずっといて見学してもらい、研修医にできそうな所は
やってもらいます。手術材料の切り出しの時に1、2個余分にブロックを作製し、
薄切から染色までを研修医の手でやらせ、病理標本がどのようにしてできるかを
体験してもらいます。
それから、一例の解剖診断をつけ、最後の週にCPC(臨床病理カンファランス)
の病理側プレゼンテーションをしてもらう予定です。

5時15分には「今日のduty終わり!」と言って「帰っていいよ~」と促します。
自分は帰らなくても、研修医には定時帰宅を促すのが指導医たるものの基本(笑)
もちろん、自分から率先して定時に帰る日もありますし。
基本的に病理医は9時5時勤務が可能、というのは事実ですから。
仕事量の多い施設もありますけど少なくともウチの病院の病理医と病理研修医は
普通に仕事してる限り、定時に帰れます。

|

« 産婦人科の機能分担 | トップページ | 病理医に向いてるのはどんな人? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 研修医が来た!:

« 産婦人科の機能分担 | トップページ | 病理医に向いてるのはどんな人? »