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2006年9月18日 (月)

日本脳炎の予防接種

先週末、子供二人に日本脳炎の予防接種を受けさせました。

子供は、3歳と5歳。
以前なら(厚生労働省による「日本脳炎ワクチン接種の積極的勧奨差し控え」
の前なら)集団接種されている年齢です。
しかし、新しいワクチンの接種がいつからになるかもわかりません。
「希望者には接種する」という原則も守られないので(希望したが、連絡がないまま)
自費診療として、二人の子に接種することにしました。

以下、ウチの場合の手順を記録しておきます。
1.医療機関に「日本脳炎ワクチンを自費で接種させたい」と連絡する。
2.その医療機関で接種できるということであれば、接種日時を予約する。
3.予約日には、ワクチンを受ける子供の母子手帳と保険証を持ち、
 子供と一緒に受診。
4.医師の診察、説明を受け、接種の回数について検討する。
(ウチの子の場合、5歳の子は3歳の時に1回、接種していたので今年2回接種。 
 3歳児は今回が初めての接種なので今年2回接種し、次は1年後。)
5.接種し、お金を払って帰宅。

予防接種を受けるかどうか、は、子が感染するリスクを検討した上で、
親が(医師の知恵を借りつつ)判断すべきことです。

私は、70万回から200万回の接種に1回発生するという副作用のリスクよりも、
日本脳炎にかかるリスクの方が高いと判断しました。
一番の理由は、地域性。
感染源のブタが、近くにいるとされる「レッドゾーン」に住んでいます。
世界的な視野でみれば「日本脳炎流行地・感染危険地域」とみなすべき、地域。

日本脳炎について、医学的な情報はこちらが最新のものでしょう。
小児科医としての常識的な見解(だと私が思う)ものはこちらにあります。

追記。沖縄県医師会からの情報。
定期の予防接種における日本脳炎ワクチン接種の取扱いについて
今年8月31日付での厚生労働省からの「日本脳炎ワクチンについての説明書」も
中に含まれています。

更に追記。やんばるでも、私が住んでいる地域では公費で(個別接種の形式で)
受けられるようになったそうです。詳しくは市町村の担当課にお問い合わせを。

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